夏が苦手な方にとって意外ときつい時間がトイレ。
便秘体質の筆者は、ダラダラと汗を流しながらトイレにこもることも少なくありません。
数分なら耐えられるものの、数十分となるとかなり体力を消費します。ときには、軽い熱中症で気分がわるくなることも。
本記事では「快適にトイレにこもりたい!」という願いを叶えるために、筆者が実践したことをまとめます。ぜひさいごまでご覧ください。
トイレは空気がこもる
基本的に、トイレには窓がありません。
持ち家の方は小窓があるかもしれませんが、多くは風など感じない高さです。賃貸住宅の場合は、そもそも窓すら付いていない場合がほとんどでしょう。そのため、ドアを開いた瞬間から生ぬるい空気を感じます。
密閉されることで空気が循環しなくなり「どの部屋よりも暑い」となります。
今すぐできるトイレの暑さ対策
「トイレの暑さを改善するためにリフォームしよう」とはなりません。間違いなく高額ですし、賃貸住宅の場合は与えられた設備に従うしかありません。
ここでは、実践した暑さ対策をすべて紹介するので参考にしてください。
1.冷えたタオル
まずは無料で試せることからスタートしました。あらかじめタオルを水でぬらし、ときには冷凍庫で凍らせて使用しました。
結果はかなり快適でした。体感温度が下がり、汗の量が目にみえて少なくなったのを覚えています。しかし問題点が2つ。
- 毎回ぬらしたり凍らせたりが面倒
- 服がぬれる
便秘体質の方は、何度もトイレにいく場合もあるでしょう。その度にタオルをぬらすのは面倒です。最初は快適さを重視するものの、次第にやる気が起きなくなります。
また、タオルをぬらして首にかけると服がぬれました。トイレのたびに着替えると服が何枚あっても足りません。
冷えたタオルをあきらめて次の作戦に移りました。
2.冷感スプレー
暑いときに吹きかけるだけの冷感スプレーも試しました。
一時的ではありますが涼しさを感じられます。ただし、長持ちするわけではありません。すぐに汗が噴きだし、次のスプレーを求められます。
シーブリーズなども試しましたが、面倒くさすぎて1回でやめました。
最も気になった点はコストパフォーマンスです。数日でかなりの量を消費したので、すぐに買いかえの時期がきました。1本数百円とはいえ、ペースが早ければそれなりの金額になります。
冷感スプレーもあきらめて、次の作戦に移りました。
3.卓上冷風機
最も使いやすかったのが卓上冷風機です。多少ぬるくても、風さえあれば体感温度が下がります。汗の量もかなり減りました。
筆者はあえて小型の冷風機を選択しました。理由は3つ。
- トイレのスペースを考慮
- 値段が安い
- 別の用途にも利用できる
トイレのスペースを考慮すれば持ちこめるサイズは限られます。普段使いとあわせて良いものを購入しても構いませんが、小型の商品でも十分に涼しさを感じられます。
値段を考えても、数千円の冷風機で問題ありません。
卓上冷風機のレビュー
体験した3つをふくめ、トイレの暑さ対策には卓上冷風機がおすすめです。
筆者は、Amazonで上記の冷風機を購入しました。値段は5,380円。2023年6月現在は、セールで少し安くなっています。
実際に利用して感じたメリットとデメリットを記載するのでご覧ください。
メリット | デメリット |
---|---|
メリット風量を調整できる コードやコンセントが不要 コストパフォーマンス抜群 | 高さが足りない 普段使いしにくい 水を入れたままだとカビる |
それぞれ解説します。
卓上冷風機のメリット
最も感じたメリットはコストパフォーマンスです。
一度購入すれば買いかえる必要がないため、継続的な支出にはなりません。充電式なので、コードやコンセントも不要です。
風向きや風量も、スイッチひとつで調整できるのは便利ですよ。
Type-Cコードが付属するのも地味にうれしいポイントでした。
卓上冷風機のデメリット
最も使いにくいと感じたのは高さが足りない点です。
床に直おきで風向きを上にして使いましたが、足元にしか風があたりません。ひざ下まであたれば暑さは和らぎますが、顔にあてたい場合は別の商品がよいでしょう。
筆者はコーナー専用の台を購入して対策しました。
また、水を入れるタイプは放置するとカビます。水温も温かくなるので、こまめに入れかえてください。
首かけの冷風機もあり?
トイレで使う前提なら、首かけの冷風機もよいかもしれません。
首から上を重点的に冷やせるので、1番暑い顔まわりをケアできます。卓上よりも小さく、もち運びにも最適です。外出先のトイレでも利用したい場合は、首かけのほうが優れていますね。
ただし、外で身につけるには目立ちます。「外では恥ずかしくて身につけられない」という声もありました。家のなかで使うなら問題ありません。
- 風量や汎用性なら卓上
- 首から上の涼しさなら首かけ
といった形で、ご自身の状況や利用シーンにあわせて選ぶのがおすすめです。
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